My Journey: Inde-4
 

 今回のハイライトの一つは、ハウスボートでの旅です。米の運搬船を改装して造られた、「水上の貴婦人」。素敵なベッドルーム、バス、トイレ付きの豪華な船で、二人〜四人ほどで借り切って、気儘な船の旅を楽しみます。バックウォーターと呼ばれる水郷地帯が、南北120キロにもわたって続いており、無数の川と入り江、そして椰子の木が、心安らぐ風景をつくり出していました。まるで映画の中を旅しているみたい!
 川辺に住む人たちが、洗濯をしていたり、泳いでいたり……。こちらが手を振ると、必ず手を振りかえしてくれます。豊かにひろがる水田では、一年に三度の収穫ができるそうです。漁業も盛んで、チャイニーズフィッシングネットと呼ばれる、素朴な漁が、あちこちで行われていました。木を組んでつくった仕掛けを使って、網を沈めるだけという、自然にやさしい漁。夕日のころには、その木のシルエットが生き物のように美しく見えました。
 船には、キャプテンとコックさんと、あれこれ世話をやいてくれる人の合計三人がついてくれます。コックさんの腕が素晴らしくて、川でとれた新鮮な魚をはじめ、毎回毎回、違ったメニューで、楽しませてくれました。味の基本はカレーですが、オクラなどの野菜も新鮮で(オクラカレー、すごく気に入りました)、手作りのピクルス(超辛い!)や、タピオカのデザートなど、さまざまなものを、ちまちまとバナナの葉の上にのせてくれます。葉の緑がまた、食べ物をよりおいしく見せてくれて、食欲がそそられるのでした。
 船は二階建てで、二階のデッキで、風を受けながら優雅に読書を楽しんだり、お茶を飲んだり。夜には手でつかめそうな星たちの下、すっかり仲良くなったスタッフの人たちと遅くまでお酒を飲みながら、語り合いました。
 快適で、いたれりつくせりの船の旅。これで一泊二万円程度(一人あたりではありません。船の貸し切り料として、これだけ払えばいい)というのですから、驚きです。だって屋形船を借り切ったら、数時間で十万円とかしますよね?
 カップルで、船を借りている人たちも、たくさん見かけました。うらやましー。
 
       
  ハウスボートの2階のデッキでのんびり日光浴。 米の運送船を改造した「水上の貴婦人」。右側、船の先頭の方にデッキがあります。 

豪華絢爛のベッドルーム。億にはバス・トイレまで。

         
       
  チャイニーズフィッシングネットを使った素朴な漁の風景がシルエットに。 船専属のコックさん。これからこの魚をフライにします。 きれいにバナナの葉の上に盛りつけられました。  
チョコレートBOXへ戻る


Copyright 2001 by Machi TAWARA & GTP. All rights reserved.
このページに掲載されている文章・写真の無断転載を禁じます。
転載・リンクについては、e-mail: webmaster@gtpweb.netにお尋ねください。