「万智の交遊録」第10回は、俳人の黛まどかさんです。
東京・ホテルニューオータニの庭園にて まどかさんと初めて会ったのは一昨年の秋、俳句の雑誌での対談でした。その後も、岡部まりさんの音頭で、みんなでお芝居を観に行ったり、コンサートに出かけたり、おいしいものを食べに行ったりと、いろいろ楽しいことをご一緒しています。(まりさん、美登里さんの項も、ご参照ください)。
まどかさんには、恋の俳句が多いのですが、それだったらいっそ短歌にしたら? と言ったことがあります。(我ながら大胆な提案!)。もちろん俳句にも「恋」というジャンルはありますが、それが中心というわけではありません。でも短歌の世界では、古今集などの分類を見てもわかるように、春・夏・秋・冬とならんで恋というテーマは、大きな柱なのです。百人一首だって、半分は恋の歌なのです。
で、そのときのまどかさんの答えが印象的でした。「私の恋は、俳句的なの。すぱっと思いきったら、あとはないのよ」。なるほど。だとすると、私の恋は短歌的かもしれないなあと思いました。五七五では、とても終わらない。七七の部分で、めそめそしたり、うじうじしたり、どよどよしたり、するのです。
まどかさんは、ヘップバーンという女性の俳句の会を主宰していて、精力的に俳句の輪を広げる活動をしています。(えらいなあ)。若い女性たちが、自分の言葉で何かを表現するっていいですね。私もたまに俳句を作ってみることがありますが、言葉のトレーニングにはなるけれど、やはり短歌のほうが、向いているようです。俳句か短歌かは、人それぞれの相性ですね。
まどかさんは、シビラというイタリアのブランドがとても好きで、いつもチェックしているみたいです。この写真の赤いワンピースもたぶんそうじゃないかしら。今風に言うと「シビラー」かな? ほんとうに、よく似合います。
自分でも「健康オタク」と言うほど、美容と健康にいいことには、次々とチャレンジしているまどかさん。「こんなにがんばっているんだから、120歳まで生きなくちゃ」と笑っていました。
第9回 小林恭二さんへ
第8回 松本侑子さんへ
第7回 辛島美登里さんへ
第6回 稲越功一さんへ
第5回 森雪之丞さんへ
第4回 新井満さんへ
第3回 岡本真夜さんへ
第2回 椎名桔平さんにパーティーで会う!へ
第1回 岡部まりさんへ
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