「万智の交遊録」第5回は、作詞家・詩人の森雪之丞さんです。

ある雑誌の句会でご一緒したのが、出会いでした。句会のあと盛り上がって、参加者のみんなで二次会へと繰り出し、その席で「もうすぐ、ジャンジャンで朗読会をするんだけど、よかったら来てください」とご案内いただき、そういう小さな空間での催しが大好きな私は、よろこんで出かけました。第三舞台の大高洋夫さんや、桑田佳祐さんがゲストという豪華で熱い朗読会でした。ずうずうしく私はその打ち上げにまでお邪魔してしまい、(実は桑田さんの大大大ファンです。去年は横浜アリーナのカウントダウンにも行きました)桑田さんが帰られるまでは絶対に残っていようと思い、気がついたら朝の五時ぐらいになっていて、すでに桑田さんはいつのまにか姿を消しておられたのですが、もうなんだか楽しくて楽しくて、森さんと異様に語り合ってしまったのでした。その日から私は、森さんの妹分ということになっています。
森さんは作詞家で、布袋寅泰さんの多くの作品をはじめ、最近では氷室京介さんの作品なども手がけておられます。私の大好きな原由子さんの歌の作詩もあります。音楽関係の友人が多くて、森さんちのホームパーティに伺うと参加者が豪華でびっくりです。ユーミンや岸谷五郎さんや池田聡さんとも、森さんを通じてお会いできました。
朗読ということに関心を持ちつづけている森さんが、昨年プロデュースしたポエトリー・リーディングのCDに、私も参加しました。自作の短歌の朗読に、なんと高橋幸宏さんが書き下ろしで音楽をつけてくださるという、ぜいたくな企画です。私のほかには、黒夢の清春さんや、秋吉久美子さん、山本耀司さんほかが自作朗読で参加されています。(森雪之丞プレゼンツ・トーキョーポエッツ・東芝EMIより発売中)
森さんは、とってもグルメで、いろいろおいしいお店も教えていただきました。先日週刊朝日の「ちい旅」で紹介した京都の料亭も、実は森さんから情報を得て、伺ったのでした。「鳥居本」といいます。すごくおいしいです。
第4回 新井満さんへ
第3回 岡本真夜さんへ
第2回 椎名桔平さんにパーティーで会う!へ
第1回 岡部まりさんへ
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